ART-SCHOOLの復活ライブの余韻を書きまくる

ART-SCHOOLのファンにしっかりとなってからやっと初めてワンマンライブに行けた。まず余韻の中で一番思うのはもう「木下理樹がしっかりと目の前に存在した」という感動で、声も最高にバッチリで、2022年なんだけど、ライブハウス内は2003年か2007年な感覚がしてタイムスリップした感覚。YouTubeDVDで何度も見ていた木下理樹の声とギターの音色がもうすぐそこに存在していた。

木下理樹、やっぱりすごい。いやずっとすごいのは映像や音源でわかってたんだけど、木下理樹が歌い出すとその空間が一気に「木下理樹」の世界になる。曲を通して、他のバンドにはない、独特な木下理樹という人間味、世界観をエモーショナルに感じる。圧倒的な唯一無二な存在感と表現力である。もうすぐ木下理樹になりそう(ならない)(最高に褒めてる)。帰ってきた今でも木下理樹WORLDである。どうかこのまま次のライブまでに余韻WORLDが続いてほしい。お願いします。


木下理樹がステージに立ち、マイクを握りしめ、歌い、ギターを歪ませかき鳴らすということだけで感動するというか、しかも今日は復活という日で、不器用さがあるけれど全身全霊で音楽をやっている、ということが本当に声と音で伝わってくる。木下理樹が発する一音一音、すべて惹かれるほんとに。目をそらせないというか。あと純粋さもとてもとても感じた。色々なバンドマンが口を揃えて彼らはすごかった(初期の頃から)と言っているが自分も音源、映像で感じていたその感覚をしっかりと感じることができた。Swan Diveたまらん。改めて歌詞の美しさに感動。Swan Dive歌っている時の木下理樹、本当に純粋な白さを感じるというか、少年性をとても感じる。名曲すぎる。

アダージョもピンマイクたまらん。アダージョ特に大好きなので嬉しすぎた。歌詞に心を込めて歌っているのがわかって、アダージョの歌詞の「どんな痛みもむしろそのままでいい」「でも今日はそう歌うんだ」と木下理樹の口からやっと生で聴けたという感動。Flora2007年だけど今にも続いていると感動した。最高FloraJust Kidsの歌詞はライブで聴くことにより、木下のリアルタイムのことが伝わってきた。前を向いていく強さと、光を感じた。

そしてロリータキルズミー。この曲に入る前に、あのアルペジオ木下理樹が弾いたこのアルペジオ2007年のFloraツアーの映像(n回目)で弾いているが本当にこのアルペジオは美しくて柔らかく、優しくて、映像を見ながら何度も泣きそうになった。それを今日木下理樹が弾いた。

これは現実?!?!?!?あのアルペジオを入れてくるというずるい優しすぎ泣かせてくる!生で見て泣きそうにならないわけがなかった。今日も木下理樹らしい音で、優しいアルペジオだった。感動した。そこからのシャーロットとか本当に泣かせにきてるよ。神?

今日のライブを何周もしたい。


トディさんのギターも芯があり綺麗でカッコよかった。レディバードのイントロが特に綺麗で印象的だった。あとスカーレットのイントロも優勝すぎる。


リズム隊もそれはもうゴリゴリで良かった。シャーロットのベースやはり退廃的な美しさを極めていて青い(多分)光の中のシャーロットはもう神。FADE TO BLACKで勢いのあるシンバルから入りジャージャジャージャーってくるの最高すぎか。映像で何度も見ていたこの瞬間が、生で存在してて、あの音に包まれて幸せだった。


トロデイのギターのかたもカッコよかった。コーラスも美しかった。ニトロデイ、いつか見てみたいなと思っていたので、嬉しかった。


フライングVの音も最高に木下理樹だった。クロエのカッティング最高すぎる。木下がフライングVをかき鳴らすと、一気にオルタナ感(?)と音の厚さが出る。フライングVを持ち上げ、かき鳴らす木下理樹、最高に木下理樹で最高だ(語彙力)。


声が大優勝だったほんとに。本当に復活したんだなと、グッときて、映像で見まくっていたFloraのツアーファイナルに近い声で、ああ本当にいると感動が止まらなかった。あの2000年代の木下理樹が目の前で歌っているART-SCHOOL木下理樹さん、本当に本当に復活おめでとう!!!!(大声)(泣)アンコールもなんとダブルで、ダブルアンコールに答えてくれて本当にありがとうございました。こうして目の前にいてくれるのが幸せです。幸せでした。ありがとうございました。頭振りすぎた。それくらい興奮したライブ、DVDが出たら何周もしたい。彼らの鳴らした音楽が、私の血となり肉となり、救いとなり、エネルギーとなる。


おかえりなさい。


#木下理樹 #ART-SCHOOL