フジファブリック「蒼い鳥」が凄すぎるから語らせてほしい

優しくて、怖くて、狂気じみている曲、凄すぎて、鳥肌モンの曲と出会ってしまった。

 

※この文章はあくまで私の感想なので、宇宙の中の星の数ほどある感想の中の個人の感想の1つですので何卒よろしくお願いいたします。

映画の主題歌、だけども完全にSHIMURA-worldになっている。怖いくらいに。まずイントロからの不協和音から、なんだこれ?!となり聴き入っていると、

可能なら深い海の中から鼻歌奏でて誤魔化したい」

と淡々とした、繊細な、やわらかい歌声とともに歌詞が耳に入ってくる。淡々としているんだけども、歌詞から、どこかひしひしとした絶望のようなものも感じずにはいられない。その後

「昨日の跡がまだ残っている 睨んで踏み潰してしまった」

という強烈な歌詞を淡々と、やわらかに歌い上げる。睨んで踏み潰してしまうほどの昨日の跡というのは何だったのか。何だったのかはわからないけれども強烈な、想像を絶する自己嫌悪のようなものをこの曲に感じる。それを柔らかに歌い上げているので、マイナスな感情と優しさが混在していて、狂気めいている。この曲の何が怖いって、この曲自身が、志村正彦の奥底の影の部分が余すことなく表現されていて、歌詞では全てを言っておらず抽象的なのにこの人の感覚的なものが曲に詰め込まれており、それがわかってしまいそうでわからない不思議さ、である。けれどどこか救いがあるような感じがする。この曲は、奥底になにか得体の知れない感情が渦巻いていて、曲自身が呼吸しているみたいに感じる。志村正彦はこの曲で一体何を表現したのだろうか。悲しみなのか、それを超えたところにある感情なのか、狂気なのか、救いなのか、孤独なのか、優しさなのか、儚さなのか。このような考察を延々と考えてしまうくらいだからきっと全部の感情が入っているんだろう。このカオスさ、「美」すぎて凄すぎる。

もうこの曲のライブ映像(下リンク)も凄すぎて毎日のように見てしまったのであった。あああああああこの時にタイムスリップしたいよおおお。この曲が後世に語り継がれ続けてほしい。