2000年代中毒性ロック

私は最近ハマりすぎて中毒症状を起こしている楽曲がある。

地平線を越えて

地平線を越えて


フジファブリック「地平線を超えて」
2005年発売。

いやもう、完全にイントロのギターの音から惹きつけられる。ワァーァーンっていう音。
そこから独特なキーボードが繰り返される。
この組み合わせがまた「独特さ」を放っている。
この音の組み合わせの緊張感と、日本的な感じ、静けさ。唯一無二。そして独特な味がある歌声。この人たちにしか出せない。

そこからギター2本が絡む感じが堪んないですね。2本がハモっているんですけど、もうこの音の組み合わせ、堪らん。渋い。渋カッコいい。このフレーズが転調する部分があるんですけど、そのアレンジもまたカッコいい。センスがありすぎる。

このアルバムのタイトルもジャケットも一貫性があり曲と雰囲気が合いすぎてもう芸術。

この次に続く「マリアとアマゾネス」という曲ももっっっう本当に中毒性強すぎて1日一回は脳内で曲が流れる。the 変態的。その曲についてはまたいつか別の記事で語らせて頂きたい。

本当に本当に、2005年にタイムスリップしたいと何度も思う。頼む、神様、一回だけ。夢でもいいから。
当時、私は子供でロックのロの字も知らなかった。
けれど、今、遅くなったけど、このバンドに、アルバムに出会えて良かった、と心から思う。歌声を、音を、心に刻んで、血となり肉となり、私の人生を歩もう。と、ちょっとクサくなってしまったけれど、そう思わずにはいられない日々。