切ない好きすぎる邦楽ロックバンド曲を一曲紹介してみる

ART-SCHOOL2007年リリースアルバム「Flora」が本気で全曲美しすぎる件について。

泣いちゃう。関係ないけど2007年という響きが個人的にエモすぎる件。なんだろう最後の7のひらけた感じは。7、すこすこ。ラッキーセブン。

話を戻し曲の紹介に入っていきたいと思う。

そのアルバムの中からお気に入り曲第一位、
14.「光と身体」
この曲はイントロのコードから圧倒的切なさ。ギターのアルペジオも意味わからんくらい美しい。逆立ちしてもこんな美しさを底なしに突き詰めた曲はできない(当たり前)。そしてメロディ。退廃的な感じ、でもどこか優しい。寄り添う感じ。Aメロのメロディとアルペジオの重なり、ベースの音が意外と動いていて、かっこいい。全てが最高すぎる。
そこからBメロ、より楽曲に入らせるメロディとちょっと音程が変わったギターアルペジオ。歌い方も本当に切ない。語尾とかの歌い方が好きすぎる。
全細胞が泣きたくなるような曲。
間奏のリードギターがちょっと暴れて、そこからまたイントロと同じ間奏が流れ、からのリードギターが楽曲を開けさせるようなエフェクトをかけているのが圧倒的センスの魂。その後また最後のサビが続いて、アウトロ、これも最高にいい。木下理樹のギターのストロークが力強くて心打たれる。木下理樹のギターストロークってなんかこう生命振り絞ってる感が本当にいい。誰も真似できない。

特に、この時期のツアーの木下理樹木下理樹による木下理樹のための、また木下理樹愛する人のための木下理樹ART-SCHOOLの真骨頂であると強く思う。大完成された。complete。